モダリス・ストーリー

創薬バイオベンチャーの新星「モダリス」についての情報を個人投資家の皆様のために過不足なく丁寧に発信していきます。

記事017:モダリス、これからの値動きは?キーポイントはポジティブIRのリリース。

記事→8月3日の上場から1か月半が経過しました。
そこで、これまでのモダリスの株価の値動きを振り返り、これから先を少々展望してみようと思います。

1.これまでの振り返り

8月3日は初値2520円で始まりました。
その後、
8月13日に2500円越え
8月18日に3000円越え
8月24日に3500円越えし、この日の場中に4070円付けました。
しかし、この辺りを頂点にダラダラ下がり出して、9月9日には3000円を割り込み、先週金曜の終値は2850円でした。

そして、もう1つの注目点は、出来高です。
出来高最大の日は、720万株ありましたが、9月に入ってからは100万株前後です。
バイオベンチャーのマーケットは、多分に人気投票の要素がありますので、出来高はそのバロメーターと言えます。

そもそも、
想定価格820円
仮条件1000円~2000円
公募価格1200円
でしたので、下がりはしましたが、まだ公募価格の2倍を超えていますので、大健闘と言えます。ただ一方、高値(3500円~4000円)で取得して、現在含み損となっている個人投資家がかなり存在しますので、この塊の動向が注目されます。

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(出典:Yahooファイナンス)

2.今後の動向は?

さて、今後の動向ですが、先週の終値2850円を「まだ高い」と見るか「適切価格」と見るか「低すぎる」と見るか、、、ですが、これを根拠付けて説明できる理屈はありません。
ポイントは、次に出るIRです。
ポジティブIRであれば、マーケットに安心感が広がり、また4000円に迫る(超える)可能性は十分にあります。

先日リリースされた四半期決算説明会の動画によると、
①101のライセンスアウトは今期中を予定している。
②毎年、2本の協業バイプラインを増やしていく。
など、直近半年内にポジティブIRが出てくる可能性は高いと思われます。
一方、ネガティブIRは今のところ見当たりませんので、次に出るIRはプジティブIRの可能性大です。


ただ、今の株価2850円も公募価格の2倍を越えていますので、このことの評価次第で、ポジティブIRによる株価の上昇幅が決まってきます。
マーケットが過大評価と判断すれば、上昇は小幅。適正水準と評価すれば、株価は大きく跳ね上がります。

いずれにしても、モダリスのGNDMは切れ味抜群、これまでのバイオベンチャーが持たなかった強味を持っています。
今後の展開はなかなか読めませんが、大きな可能性を秘めていることは間違いありません。