モダリス・ストーリー

創薬バイオベンチャーの新星「モダリス」についての情報を個人投資家の皆様のために過不足なく丁寧に発信していきます。

記事010:いよいよモダリスが上場!そして、その先にあるもの。

記事→いよいよ、明日8月3日、モダリスが上場し船出します。
上場企業は、上場によってマーケットから資金を集めますが、一方で社会的な責任・義務を負うことになります。
このことは、非常に意義深いことで、上場企業はもちろん、投資家側もそのことを常に認識することが求められます。

先日、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者が医師に薬物を投与され、殺害されたとされる事件が、社会に衝撃を与えました。女性患者さんと二人の医師はSNSで事前にやり取りを行った上での犯行のようです。
このニュースに関して、その是非についてコメントはしませんが、私はこのニュースを聞いて、モダリスのことを連想しました。
私が連想したのは、以下の図表です。


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この図表は、モダリスが今後手掛けていく疾病領域を広がりを示していますが、この中に「ALS」という文字があります。
現在の医学・サイエンスでは、「ALS」を救う決定的な治療法は存在しません。ですから、患者さんの中には「治る見込みがない」ため、死を選択する方も出てくるわけです。
モダリスの社会的な使命はココにあります。
モダリスの「切らない遺伝子治療」が「ALS」を克服できれば、多くの患者さんを救うことが出来るのです。

希少疾患の多くが「遺伝子変異」によるものと推測されていますが、希少疾患ゆえ、これまでは「儲からない分野」ということで製薬会社も積極的ではありませんでした。
しかし、遺伝子治療の進展により希少疾患分野にスポットライトが当たり、メガファーマ各社が参入を果たしています。

明日は、上場開始でモダリスに注目が集まり、おそらくは高値での取引が予想されます。
一方、モダリスは自らの社会的使命を肝に銘じて、研究開発に取り組んで欲しいものです。そのことが、結局は投資家の利益にも繋がっていきます。

まずは、上場おめでとうございます。